ブルー・プラーク(Blue plaque)とは?
ロンドンなどイギリスの街を歩いていると、建物の壁に青くて丸いパネルをよく見かけると思います。
実はこれ、有名人ゆかりの地を示すパネルでブルー・プラークといいます。
しかも、さすがは栄華を誇った大英帝国。イギリス人以外にもたくさんの有名人の住んでいた場所があります。意外な有名どころにゴッホやマルクス、メンデルスゾーンなんかもあり、夏目漱石もいたりします。
現在は、イギリスの文化庁にあたる政府機関の外郭団体が運営しているスキームで、イングランド地方に900以上のオフィシャルなパネルが設置されているとのこと。
始まりは1867年のロンドンで、世界初のスキームです。”人類の繁栄と幸福に寄与”した人というのが基本なのだけれど、細かいルールもしっかりあります。重要どころは「亡くなってから20年以上経っていること。」2013年までは生誕100年以上という条件もありましたが、やはりルールも見直されていくよう。
もう一つ重要なルールとして、「1人の人物に対しては1つの場所」という決まりもありますが、そこは古くからあるスキームです。チャールズ・ディケンズなんか、オフィシャルで4つもパネルがあったりします。
さて、個別のブルー・プラークについてはそれぞれの記事で紹介していこうと思います!
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参考
English heritage HP
The English Heritage Guide to London’s Blue Plaques: The Lives and Homes of London’s Most Interesting Inhabitants
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