【ウェールズ】スノードン山~絶景を満喫しよう!

イギリス

スノードン山(英名:Snowdon、標高1,085m)は、英ウェールズの最高峰で、英国スリー・ピークスの一角を占める山です。英国で唯一頂上まで続く登山鉄道が整備されており、登山者に加え観光客も多数訪れることから、シーズン時期には大変な賑わいとなります。今回はこの山の魅力・登山ルートをお届けしたいと思います。

スノードン山とはどんな山?

スノードン山(英名:Snowdon、標高1,085m)とは、英ウェールズの最高峰で、英国スリー・ピークスの一角を占める山です(注1)。ウェールズ北西部に位置し、この山系を中心に スノードニア国立公園が拡がり、周辺には湖や洞窟などが点在します。また英国で唯一頂上まで続く登山鉄道が整備されており、登山者に加え観光客も多数訪れることから、シーズン時期には大変な賑わいとなります。

(注1)残り2座は、スコットランド最高峰ベン・ネヴィス(英名:Ben Nevis、 標高1,344m)、イングランド最高峰スカーフェル・パイク(Scafell Pike、標高978m)

スカーフェル・パイクについてはこちらの記事も併せてお楽しみ下さい。

【湖水地方】スカーフェル・パイク~息を呑む大自然・絶景を満喫

登山ルート

山頂までの登山ルートは幾つか存在しますが、今回はその中でも特に人気の高いルートをご紹介します。地図はこれが便利。

サンベリス・ルート/Llanberis Path

サンベリス・ルート(英名:Llanberis Path)は、登山鉄道と併走しながら登っていくルートです。総距離はあるものの、急なアップダウンは殆どなく、比較的平坦な登りが続いていますので、登山初級者でも十分楽しめます。観光客の中には、行きは登山鉄道を利用し、帰りは景色を楽しみながら歩いて戻ってくる方も見受けられます。出発点は、登山鉄道駅の近くとなります。

総距離 所要時間 累積標高(上りの合計)
14.5km(9マイル) 約6時間 約975m

【登山鉄道情報】Snowdon Mountain Railway HP

サンベリス・ルートの道標

コースは稜線沿いを登っていくため、見晴らしはとても良く、眼下には湖なども見え、ウェールズの素晴らしい景色を堪能できます。一両編成の登山列車と定期的にすれ違い、つい車両も含めた写真を撮ってしまいます。

一両編成の登山列車

だいぶ登ってきました。日本の山と異なり、森林がなく常に視界が開けています。

絶景が拡がります

山頂までもう少し、最後までこのような道が続きます。

左上が山頂

山頂に到着!この素晴らしい見晴らしは本当にオススメです。360度、このような絶景が拡がっています。また登山鉄道もここまで来ていますので、登りだけ利用するのもご検討されてみては?

登山鉄道の終着駅には、売店やトイレもありますので、一息入れてから戻りましょう。

山頂からの景色、左下が山頂駅

マイナーズ・ルート / Miners Path

マイナーズ・ルート(英名:Miners Path)は、個人的には最もお気に入りのルート。途中、湖畔を通る箇所があり、ここで一息入れるのがオススメ。出発地点はPen y Passという駐車場からです。尚、ここの駐車場には限りがありますが、この麓にも幾つか駐車場があります。

総距離 所要時間 累積標高(上りの合計)
12.9km(8マイル) 約6時間 約723m

【駐車場】Pen Y Pass (ポストコードLL55 4NY)、満車時Nant Peris(LL55 4UF)Pen Y Passまでシャトルバスが出ていますが、駐車時にご確認ください。

この出発地点には、トイレや売店もあるのでここを利用しましょう。

Pen Y Pass駐車場
前方がPen Y Pass駐車場、天気が今一つでも駐車場は満車状態

この日は天気が今一つでしたので、画像から景色の素晴らしさを伝えられず残念ですが、これもウェールズらしい天気。しばらくすると、湖(貯水池)が見えてきます。晴れていると、とても気持ちがいい道です。

湖(貯水池)の間を通っていきます

湖畔を周るパス、この辺でのんびりと休憩するのが最高です。

上から見ると湖畔を通ってきたことが分かります。このあたりで、ランベリス・ルートと合流し、頂上に向かいます。

注意点

ウェールズは天気が変わりやすいので、事前に天気予報をよく確認し、場合によっては雨具・防寒具も持参しましょう。また登山列車も悪天候では運休となります。天候・体調にはお気をつけ頂き、楽しいハイキングを満喫してください!

また今回ご紹介出来なかったルートについては、続編に記載していますので、こちらも併せてお楽しみください。

(続編記事)

【ウェールズ】スノードン山~絶景を満喫しよう!(続編)

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