【ウェールズ】スノードン山~絶景を満喫しよう!(続編)

イギリス

スノードン山(英名:Snowdon、標高1,085m)は、英ウェールズの最高峰で、英国スリー・ピークスの一角を占める山です。英国で唯一頂上まで続く登山鉄道が整備されており、登山者に加え観光客も多数訪れることから、シーズン時期には大変な賑わいとなります。今回は前回記事で触れていない登山ルートをご紹介したいと思います。

(前回記事)こちらも併せてお楽しみ下さい。

【ウェールズ】スノードン山~絶景を満喫しよう!

周遊ルート

今回ご紹介するルートは、登りはPyGルート、下りはWatkinsルートです。登り口と下り口が異なりますが、この区間はバスを利用します。

車で訪れる方は、まず下山予定場所の近くにある駐車場(Parking For Watkin Path、ポストコード:LL55 4NR、公衆トイレ有)に車を置き、そこからバスに乗車、PyGルートの登り口(Pen y Pass)へ移動します(乗車時間約15分)。地図はこちら。

PyGルート~登り

登り口付近

出発地点は前回ご紹介したマイナーズ・ルート(英名:Miners Path)と同じ場所ですが、PyGルートはマイナーズ・ルートよりも少し高い地点を進んでいきます。天気が良いと、登り口付近からでも遥か先の湖まで見渡せます。ルートはよく整備されているので、初心者の方でも歩き易い道です。

湖付近

暫く進むと湖が見えてきます。マイナーズ・ルートでは湖を横切りましたが、PyGルートではこれを上から眺めることが出来ます。ここからの景色がこのコースの魅力ですね。

山頂へ続く稜線付近

湖を左手に見ながら、山肌をトラバースするようにルートは続きます。山頂へ続く稜線も見えてきました。まずは幾つかのルートが合流する峠まで登ります。峠からは先程見た湖が綺麗に見渡せます。ここからの景色もお気に入りです。

山頂へ

そして山頂へ到着。天気が良いと本当に絶景を満喫出来ます。遥か先まで続く稜線、雄大ですね。

Watkinsルート~下り

山頂付近からのトラバース

山頂からの下りは、Watkinsルートを進みます。このルートは、稜線のすぐ下をトラバースしながら下ります。足下は岩場でやや険しいですが、ここからは見晴らしが良く、ウェールズの大自然・絶景を満喫出来ます。本当に気持ちの良いコースです。

川沿い付近

トラバースの下りを終えた後は、谷川に向かって下ります。この辺りまで下山してくると、ルートも良く整備されています。谷川と合流後、今度はこの川に沿って下っていきます。

下山口付近

谷川に沿って下ってくると、雄大な滝が出迎えてくれます。ここまで来れば最初の駐車場まであともう少し、最後はゆっくりと下り到着です。

注意点

ウェールズは天気が変わりやすいので、登山の際は事前に天気予報をよく確認しましょう。特にWatkinsルートのトラバース箇所は、天候悪化時に身を隠す場所がないのでお気を付け下さい。また今回ご紹介したルートには足場が悪い箇所もあるので、ハイキング・シューズをご準備のうえ、お楽しみ下さい。

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