【フランス】オイスターの町カンカル~生ガキを楽しもう!

フランス

生ガキの本場、フランス。そのフランスの中でも、カキの名産地と言えばここカンカル。フランスの太陽王ルイ・14世もその味に惹かれ、ヴェルサイユ宮殿にカンカル産の生ガキを取り寄せ、食していた記録が残っているほど。秋・冬シーズンには絶対味わいたい、そんな有名なカンカル産カキの魅力をご紹介します。

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港町カンカル

カキ養殖の歴史

カンカル(Cancale)のカキ養殖、実は結構歴史が古く、古代ローマ人がガリア地方を攻略した(紀元前2-1世紀頃)時に英仏海峡へカキを持ち込んだとも。本格的に養殖が盛んになったのは16世紀、太陽王ルイ14世の時代とされ、自ら建築した豪華絢爛のヴェルサイユ宮殿に運ばれ、毎朝カキを食していたとか(当時の養殖はヒラガキが主流)。

その後もカンカルはカキ養殖の地として発展していきますが、その道のりは決して順風満帆ではなく、これまで何度も危機に直面。特に、1963年の大寒波では深刻な影響が発生。海面が数日間に渡り凍結、養殖していた約8割のカキが死滅したとされます。この危機を救ったのが日本の三陸産カキ。この時輸入されたマガキが現在の養殖でも主流になっています。

またカンカルがカキ養殖の地として発展したのは、その類まれな地理的環境にあります。カンカルの地は、世界遺産として有名なモン・サン・ミッシェルの真向かい。モン・サン・ミッシェルに訪れた方であればご存知かと思いますが、同湾は干満の差が激しいことで有名。干潮時にはモン・サン・ミッシェルへ続く道が存在しますが、満潮時には水没します。この世界でも指折りの激しい干満差が、カキ養殖に最適な環境をもたらし、濃厚で味わい豊かなカキに繋がっています。

このような環境の中でカキ養殖が行われており、現在のカキ養殖棚は約7.3平方キロメートル(東京ドーム約156個分!)。ここから、毎年25千トンのカキが水揚げされています。

カンカルの牡蠣

ヒラガキ

カンカルは元々ヒラガキ(ブロンガキ)が有名。「馬の足」という意味を持つピエ・ド・シュヴァル(Pied de Cheval)がこの地の特産。但し、このカキはとても希少で、全水揚高のわずか5%ほど。機会があればぜひお楽しみください。

マガキ

前述の三陸産カキを祖先とするのがマガキ。番号が1-5番までついており、数字が小さいほど大ぶりなカキです。産地ならではの、安くて新鮮なカキを存分に味わって下さい!

おススメの場所

お店

海岸沿いにはいくつもレストランが立ち並んでいます。店の軒先には、種類や大きさ別に幾つかのカゴに分かれて陳列されているので、最初にどのカキを食したいか見定めた上で、注文するのがよいかと思います。

参考までに立ち寄ったお店を紹介します。入り易く、おいしいカキが楽しめます。

お店:L’ATELIER DE L’HUITRE

住所:15 Quai Gambetta, 35260 Cancale

市場

埠頭近くには生ガキを販売している屋台が何件かあります。ここでお好みのカキを購入することも出来ます。お店の人に剥いてもらい(あるいは自分で剥いて)好きなだけ食べまくる、そんな贅沢なひと時をお楽しみ下さい!

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