【フランス】世界遺産・バイユーのタペストリー

フランス

仏ノルマンディー地方の小都市バイユー。ここには世界遺産に登録されるほど歴史的価値が高く、色鮮やかな刺繍で描かれた非常に美しいタペストリー(絵巻物)が展示されています。1066年、ヘイスティングスの戦いでイングランド征服を果たしたノルマンディー公ウィリアム1世の生涯を描いたものです。仏マクロン大統領は、このタペストリーを英国に貸し出す見返りに、仏へ大英博物館所蔵のロゼッタストーンを貸与するよう提唱したとか!?

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バイユー博物館~行き方・開園時間・入場料金等

バイユー博物館(Bayeux museum)は、仏北部ノルマンディー地方の小都市バイユーにあります。電車では、パリのサン・ラザール(Saint Lazare)駅から、バイユー近郊の町カーン(Cean)を経てバイユー駅に到着します(直行の場合は2時間20分程度)。バイユーの駅からは博物館まで徒歩で10-15分程度。

開園時間は季節によって異なりますが、3-10月は9:30~18:30、それ以外の冬場は9:30~12:30、14:00~18:00です(2019年10月時点)。

入場料金は大人9.5€、10歳以下は無料です。オーディオガイドは入場料金に含まれています。嬉しいことに、日本語のガイドもあるので、事前に調べていなくても、丁寧な説明が楽しめます。館内は撮影禁止なので、美しいタペストリーをお見せできませんが、お土産コーナーの写真を参考までに。

タペストリーのエピソード

このタペストリーは、幅50cm、長さ70mと、とても長大。この中に、58場面、人物626数、馬202頭などが色鮮やかな刺繍で描かれています。内容は、現英国の起源とされる「ノルマン征服」に関するもの。

「ノルマン征服」とは、イングランド王エドワードの死後、1066年にノルマンディー公ギョーム2世(後のウィリアム1世)が英国へ出兵、エドワードの義弟ハロルド2世をヘイスティングスの戦いで破り、英国初の王朝ノルマン王朝を開いたことを指します。因みにその古戦場跡は、今でも英ヘイスティングスに「バトル」という地名で残っており、展示館もあります。

このタペストリーは、11世紀にウィリアム1世の異母兄弟であるオッドー司祭の委託を受けて作成されたとされています。したがって、この一連のエピソードは、ノルマンディー公の視点に立って作成されており、悪者ハロルド2世を討ち取ったウィリアム1世が英雄となります。博物館の説明もこのストーリーで構成されていますので、じっくりとお楽しみ下さい。

なお、英国にとっては、このタペストリーは当時の様相を示す大変貴重な資料であり、英国史にとって歴史的価値が極めて高いものとなります。このため、仏マクロン大統領から、抜群の知名度を誇るロゼッタストーンとの交換貸与の話が持ち上がったようです。

その他の見所 ~ノートルダム大聖堂

バイユーに訪れたら、ぜひ近くにあるノートルダム大聖堂にも足を運んでみては。ゴシック様式の迫力ある大聖堂は必見です。

また小さく可愛い町ですので、のんびりと散策するのもおススメです。

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