【オランダ】キューケンホフ公園~チューリップの殿堂!

オランダ

春の訪れと共に様々な花の名所が見頃を迎えますが、チューリップの開花時期である3月~5月にだけ開園する本場オランダのキューケンホフ公園、園内には約700万本もの花が植えられています。最新・最高品種の展示会でもあり、生産者や輸出業者がこのために作り上げる展示は、何度でも訪れたくなってしまいます。

キューケンホフ公園とは

オランダ・キューケンホフ公園(Keukenhof、オランダ語ではキッチン庭園、別名ヨーロッパ庭園の意味)が初めて一般向けに開園したのは1950年。その前年、球根生産業者や輸出業者のトップ20グループが集まり、春の花の展示会をキューケンホフ公園で催すことを決定、これが始まりとされています。

それから約70年目となる2019年には、約800種類のチューリップをはじめスイセンやヒヤシンスなど合計7百万株以上の球根植物が一斉に咲き乱れます。その面積は32ヘクタールと、東京ドーム約7個分!園内には4つのパビリオンがあり、季節によってチューリップ、ラン、バラ、ユリなどの展示会が行なわれています。

キューケンホフ公園には、アムステルダムやスキポール空港などから往復バスが出ています。個人で行かれる方は、これらを利用するのが良いかもしれません。公共交通機関の利用であればこちらのサイト(英語)に記載されています。

(参考情報)

2019年開園時期:3月21日~5月19日、08:00~19:30

園内地図:キューケンホフHPより

チケット購入サイト:同上。なお、チケットは入場券だけでなく、アムステルダムやスキポール空港等からの往復バス料金込のコンビチケット(割安)もあります。

チューリップ

広い敷地内に色取り取り、大小様々なチューリップが所狭しと植えられています。

また、ヒヤシンスや水仙、つつじなどの他の花々とのコラボレーションも美しく、色鮮やかな見せ方をしています。

パビリオン

訪問時期によってパビリオンに展示される内容は異なります。今回はこれまで訪れた中から幾つかご紹介します。

チューリップ

何といってもチューリップ。屋内に展示されているものは、ひとつずつに品種名が示されており、名前を確認できます。ここにあるものはとにかく花弁が大きい!他にも、これまで見たことの無いような花弁の形だったり、枚数だったり、また、色合いが変わっているものだったり。ある年には一つの球根から枝分かれし、いくつもの花をつける品種が多く発表された年もありました。人々の注目度も高いエリアです。

ラン

蘭(ラン)の展示も毎年あり、人気の高い展示となっています。世界各国からの欄が集められ、様々な種類の蘭が立体的に展示されています。写真撮影スポットとして、撮影をしている人も多いです。

バラ

開園して間もなく3月中に訪れた際に見ることができた展示です。ヨーロッパのイメージにぴったりのバラの花ですが、様々な種類のバラが展示されていました。そして、展示の方法が、どこか日本で見るような展示ではなく、楽しむことができました。

まとめ

キューケンホフ公園は、とにかくそのスケールが大きく、いつ行っても楽しませてくれます。また周辺にはチューリップやヒヤシンスを育てている農家もあり、運が良ければこちらも楽しめるかもしれません。

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