オランダ・アムステルダム近郊の町リッセでは、チューリップ栽培が盛んです。チューリップといえばキューケンホフ公園が有名ですが、チューリップ・エクスペリエンス・アムステルダムでは「チューリップ農園」を満喫出来ます。事前予約は不要、施設内にはカフェがあり、お土産として球根付のチューリップが貰えます。
施設の場所
チューリップ・エクスペリエンスに向かう
オランダ・アムステルダム近郊の町リッセでは、チューリップの公園として世界的に有名なキューケンホフ公園を中心に、チューリップの球根栽培が盛んです。春先の開花時期に訪れると、辺り一面に広がる壮大なチューリップ畑が楽しめます。ただし、開花時期はその年の気温や天候等により異なるので、満開になるまで待つと、キューケンホフ公園のチケットが売り切れる場合があるので要注意。
一方、事前予約無しに入場出来るのが、キューケンホフ公園の近くにある「チューリップ・エクスペリエンス・アムステルダム」。キューケンホフ公園からこの施設へと向かう道路沿いには、圧巻のチューリップ畑が拡がります。
施設入場
チケット
自転車での来場が推奨されていますが、駐車場もあります。その場でチケットを購入し入場。2023年は大人9.5ユーロ、子供6.5ユーロ(お土産の球根付チューリップは1人5本まで)。
博物館
建物の中は博物館のように展示されています。チューリップの栽培方法は勿論、この地方の歴史や使用する・されてきた新旧の農機具まで、内容は盛り沢山。「バブル景気」の語源になったのが、このチューリップの球根(バブル)取引だったとか!また、お花屋さんのように、様々な種類のチューリップが切り花でも展示されていました。
敷地内のチューリップ畑
ここは、この地で親子3代にわたりチューリップの球根栽培に携わってきた農家が開業した施設です。施設内の畑には、様々なチューリップが栽培されています。一直線に伸びるチューリップ畑の中に分け入り、自由に写真撮影できる機会はあまり無いので、これは嬉しいサービスです。
写真スポット
オランダの代名詞である風車と一緒に写真も撮れます。また、訪れた時期がリッセのフラワーショーが行われた週末だったため、そこで使われるものと同じ「チューリップで飾られた山車」もありました。その前にはチューリップの切り花が置いてあり、山車にチューリップを飾り付ける体験も出来ました。週末毎に様々なイベントを開催しているようです。内容はホームページで確認できます。
敷地外のチューリップ畑
敷地のすぐ隣は、商業用のチューリップ畑です。訪れた時には、チューリップに加えてヒヤシンスも満開でした。これらの畑を見渡せる位置に見晴らし台が設置されており、そこから写真を撮ることができます。
カフェとお土産
チューリップを十分楽しんだ後は、カフェでゆっくりできます。オランダ料理やチューリップにちなんだ飲み物もあります。お土産コーナーも併設されています。
順路の最後には、球根付のチューリップを摘めるコーナーがあります。チューリップの花はまだ蕾の状態なので、どんな色が咲くのか想像しながら、元気の良さそうなチューリップを選んできました。自宅に戻ると、大きくて鮮やかな花を咲かせ、帰宅してからも楽しめました。
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