チューリップの公園として世界一有名なオランダ・キューケンホフ公園。今年もこの時期が来ました。32ヘクタール(東京ドーム約7個分)の敷地内に約700万本のチューリップが咲き誇る姿は圧巻です。今回はこれまで訪れたことがない、4月下旬(2023年)の開花情報です。
概要
今年もキューケンホフ公園を訪れる季節が来ました。32ヘクタール(東京ドーム約7個分)の敷地内には、約700万本のチューリップを中心とした春の球根花が咲き誇り、また各パビリオンの会場にはフラワーショーで切り花や鉢花を展示しています。
例年訪れる時期で悩みますが、今回はこれまで訪れていない4月下旬をターゲットにしてみました。公園に近づくと、付近にはチューリップ畑が見えてきました。一面のチューリップ畑は圧巻。今回はベストなタイミングかもしれないと、心躍らせながら会場へと向かいます。
尚、キューケンホフ公園については、これまでも度々紹介してきたので、今回は早速会場内に向かいます。過去の記事については以下をご参照下さい。
詳しい場所や公園の概要→【オランダ】キューケンホフ公園~チューリップの殿堂!
2019年4月初旬→【オランダ】キューケンホフ公園~2019年(4月初旬)
2022年5月上旬→【オランダ】キューケンホフ公園~2022年(5月初旬)
4月下旬の開花状況
正面入口付近
正面入口から入ると、真っ先に出迎えてくれるのは、色とりどりのチューリップが植えられた正面の花壇。この配置は今年も不変。写真撮影には絶好のスポットなので、多くの人がこの花壇の前でポーズをとっています。
さて、今年も右回りで進みます。チューリップは区画毎に整然と植えられており、一つ一つの花が大きく、そして色の種類が豊富。また地植えのチューリップが見頃を迎えており、大半の区画が満開状態。今年は間違いなく、ベストなタイミングに訪れることが出来ました。
東側噴水付近
どこを見ても美しいチューリップだらけなので、園内散策はなかなか進みません。やっと東側噴水付近まできました。この辺りも可愛らしい花壇が幾つも整備されていますが、本当の見所は外の畑。噴水奥の高台からは、延々と続くチューリップ畑を一望出来ます。今年はまだ外のチューリップが刈り取られておらず、素晴らしい光景が広がっていました。
風車付近
グラスハウスのカフェ周辺
正面入口から右手に進んでいくと、ガラスで造られたカフェが見えてきます。このエリアには様々な花の種類を組み合わせた花壇があり、色鮮やかな花々が楽しめます。背丈の高い花もあるので、花と同じ目線で見てみると、上から眺めるものとはまた違う光景が拡がっています。
風車付近
カフェから先へ進み運河を渡ると、オランダならでの風車が登場。毎年のことですが、ここには園内の運河を巡るボート乗り場があるので、この周辺はいつも混雑しています。そして、風車の見えるベストスポットを求めて歩き回り、ついにチューリップの背後に風車が映るスポットを発見。
パビリオン
ウィリアム・アレクサンダー(Willem Alexander)
ここは公園中央にある最も大きなパビリオン。この中は温室なので、地植えのチューリップがまだ咲いていない頃でも、パビリオンの中には一面のチューリップが咲き誇っています。珍しい花の形や色のチューリップが多数あるので、ここはじっくりと見て回ります。
チューリップ以外の花も展示されているので、これも楽しみの一つです。
オラニエ・ナッサウ(Oranje Nassau)
正面入口から直進して先にあります。このパビリオンでは、毎年華やかなフラワーショーが行われています。どれも素晴らしい出来栄えです。
ベアトリクス(Beatrix)
ここでは毎年、蘭の展示がメイン。胡蝶蘭が所狭しと並んでいます。
ミッフィー
園内にはオランダ生まれの人気キャラクターもいます。
最後に
今回は入場時の期待通りに、地植えのチューリップが見頃を迎えていました。シーズン中であれば、いつ訪れても美しい花々が楽しめますが、地植えのチューリップが満開となるタイミングは格別です。そして何度訪れても、また次回足を運びたくなる、そんなお気に入りの公園です。
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