【RS5】世界遺産・ライン川沿いの絶景トレッキング ~5日目~

ラインシュタイク(ライン川高所道)
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ドイツ・ヴィースバーデン~ボン間を繋ぐ全長約320kmのロングトレイル、ラインシュタイク 。トレイル5日目は、ヘッセン州西端のロルヒハウゼンから中州に建設されたプファルツ城で有名なカウプまでの約13kmです。

ロルヒハウゼン~バッハラッハ展望台

今回の出発地点はロルヒハウゼンの鉄道駅。ロルヒハウゼンは、ドイツ・ワインの銘醸地であるラインガウ地方の西端。ワインで賑わう町を後にして、まずは今日も一登り。高台まで登ると視界が開けます。眼下には、ライン川沿いの斜面一帯に美しいブドウ畑が拡がっていました。

ライン川を眺めつつ、山腹の道をのんびり進んでいくと羊の群れに遭遇。食事を終えて昼寝をしているご様子。静かに脇を通って先へ進むと展望台に到着。ここからは対岸の町バッハラッハが一望できます。町の高台には、11-12世紀頃に建設された中世の古城、シュタレック城も望めます。現在はホテルのようです。

バッハラッハの町は、古くからライン川を利用したワイン運搬の重要な中継地でした。本シリーズ3日目に登場するネズミの塔近くには、ライン川の川幅が狭くなる交通の難所「Binger Loch」があります。そこは積載量の少ない小型船でしか通過出来なかったため、バッハラッハの港で大型船へ積荷を乗せ換え、下流域へ運んでいました。シュタレック城も税関として使われていたようです。

展望台~カウプへの分岐点

展望台から先は林間コースになります。気持ちの良い林の中を進んでいく、峠の茶屋ならぬワインバーが登場。ご当地ワインをグラス売りしているようです。乗馬を楽しんでいる人も立ち寄ろうとしていました。自然の中で地元ワインをのんびりと楽しむ、とても贅沢な一時になりそうですが、今日はまだ先が長いので断念。

林の中を更に進んでいくと、一瞬視界が開けました。その先には中州に浮かぶプファルツ城が見えます。本当に川の真ん中に立っているのが分かります。プファルツ城の前方には本日のゴール、カウプの町があります。

この先には分岐点があり、カウプの町へ直線的に向かうコース(黄色のラインシュタイク・マーク)と、山間部を巡りながら進むコース(青いラインシュタイク・マーク)に分かれます。ラインシュタイクの本線は後者ですので、青いマークに沿って進みます。

分岐点~グーテンフェルス城

ライン川からやや離れて内陸方面に向かって進んでいくと、2匹の赤リスが登場。追いかけっこしながら遊びまわる姿、可愛らしく癒されますね。しばらくの間、この思いがけないショーを楽しませて貰いました。

そしてコースは再びライン川近くまで戻ります。見晴らしも開けて、眼下にはカウプの町やプファルツ城が見えます。プファルツ城は1326-27年に建設され、ライン川を通行する船の積み荷チェックを行っていました。通行料はカウプの町で徴収していたようです。

その拠点がグーテンフェルス城。1220年に建設され、プファルツ城とともに通行税の徴収拠点として神聖ローマ帝国下で活躍、プロイセンに支配が移り役割を終える(1867年)までの600年強の間、脱税困難な徴収体制を築いていたようです。

グーテンフェルス城~カウプ

グーテンフェルス城はカウプの町から110m高い場所にあり、斜面にはブドウ畑が拡がっています。ここを下っていくとカウプの町です。カウプの町には古い建物が残っており、手入れの行き届いた美しい庭のある家々もありました。

そして本日のゴール、カウプの鉄道駅に到着。今回は距離も比較的短く、ゆっくりとトレイルを満喫できました。

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