【絶景】ツール・ド・モンテローザ~ロングトレイル3日目

ツール・ド・モンテローザ
スポンサーリンク

スイス・イタリアの国境を越えて名峰モンテローザの周囲を一周する約180kmのロングトレイル、ツール・ド・モンテローザ(TMR)。氷河歩きや高所歩道などスリル満点のトレイルを体験できるこのコースは、ヨーロッパアルプスのトレイルの中でも屈指の人気コース。今回は3日目(ランダ村からツェルマットまで)をお届けします。

ランダ(Randa)出発~世界最長の吊り橋へ

本日のルートは昨日迂回を余儀なくされたヨーロッパ・ウェグの後半部分。絶景の高所歩道を満喫するため、若干コースを戻ることになるのですが、2017年開通した世界最長の歩行者用吊り橋(Charles Kuonen Hängebrücke)の手前からヨーロッパウェグに合流します。

2008年ヨーロッパ・ウェグ開通後、この区間は何度も岩崩が発生しました。その都度崩落個所に簡易な橋が作られましたが、それも長続きせずにまた崩落、という状況を繰り返した結果、この吊り橋が誕生しました。これが今朝の目玉です。

今日は長距離コースのため、ヘッドライトをつけて未明に出発。まずはランダの町から吊り橋に向かいます。森の中をどんどん登り、700mほど高度を上げると、ようやく吊り橋がみえてきました。まだ辺りは薄暗く、谷向こうの山頂・氷河に陽光が差してきた頃です。橋に近づいていくと、その長さと高さに恐怖感が増してきました。

世界最長の吊り橋をわたる

吊り橋に到着。橋の取り付きには解説があり、日本のモンベル社も出資しているようです。吊り橋の骨格は頑丈なようですが、何しろ歩くところも落下防止の側面も金網なので高度感は抜群、高所恐怖症ではない私でも結構こわい。

先へ進んでいくとやや慣れてきたせいか、余裕が出てきました。周りを見ると確かに絶景。高度感を楽しみながら、横から手を出して写真撮影。これを繰り返しながら進んでいきます。が、この吊り橋、とにかく長い。真ん中付近までくると、再び恐怖感が沸き上がってきました。

橋の中央を少し過ぎたあたりには、モンベル社のプレートがついていました。高いところが平気な方、探してみては?やっとの思いで橋を渡り終え、ほっと一息。あたりの巨石に座り、休憩タイムです。

吊り橋からテッシュ谷へ~景色の良いEuropaweg

高所歩道の真骨頂~マッターホルンを見ながら進む

吊り橋を渡ってホッとしたのも束の間、この先は登りです。視界が開けて景色は良くなって来ますが、何度も折り返しのあるジグザグ道で高度を上げます。最後の折り返しを終えると、前方にはあのマッターホルンが僅かに望めるではありませんか!そしてここからはマッターホルンに向かって歩いていきます。

アルプス山脈の絶景を目的にヨーロッパ・ウェグを訪れるハイカーは大勢いますが、一方でここは険しい高所歩道であることも事実。山肌を削って作った道が崩れかけていたり、道を作れずトンネルを掘っていたり。かなりの高度感も同時に楽しめますが、慎重に進まなければならない箇所もあります。それでも人が絶えないのは、そこから眺められる景色と爽快さなのではないでしょうか。

氷河へと続く絶景のテッシュ谷へ~エーデルワイスが歓迎

そしてルートは一旦ツェルマット谷を離れ、山肌に沿って左手奥へ進んでいきます。その先にはアルプスの高峰群(標高約4500mのTäschhorn、 Domなど)から流れ出た氷河によって作り出されたテッシュ(Täsch)の谷があります。

このルート途中にはアルプスの代名詞、エーデルワイスの花が!写真に収め、気分よく谷へ向かっていくと、幾つかの小屋がみえてきました。氷河まで一直線に続く、緑と花々が美しい谷です。ここにはヨーロッパ・ウェグ小屋と呼ばれるOttavan小屋があり、ハイキングの途中、ここで昼食休憩をとる人々も多くいました。

テッシュ谷からツェルマット

テッシュ谷を流れる川を渡り、その先を登っていきます。マッターホルンが再び姿を見せてくれるようになると、いよいよ今日のゴールが近づいてきたことを実感します。後ろを振り返れば、これまで歩いてきたコースや谷間の村々を一望出来ます。

ふと目を凝らすと、小さな子供のマーモットが好奇心満々で外に出てきました。しばらく観察しながら小休止。さらに下っていくと、Tufterenの村に到着です。ここは小さな村落ですが、休憩出来る売店があります。マッターホルンの景色を眺めながら、コーヒーやアイスを楽しめます。

さあ、最後の下りです。ハイキングルートを進んでいくと、ツェルマットの町に到着。久しぶりに大きなスーパーが幾つもあったので、急いで買い出し。おなかにもたくさん栄養を詰め込みました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました