【フランス】ブルターニュの港町サン・マロ~海賊の根城を散策!

フランス

フランス北西部ブルターニュ地方の港町、サン・マロ。英仏海峡に面し、周囲を城壁に囲まれたこの港町は、17世紀に地中海、南米、インド、中国までの国際貿易を取り行うフランス最大の交易港へ発展。この牽引役が公認海賊とも呼ばれる私掠船(しりゃくせん)「コルセール」。そんな歴史が色濃く残る中世の港町を散策してきました。

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サン・マロの概要

観光地サン・マロ

英仏海峡に面する仏北西部ブルターニュ地方の港町、サン・マロ(Saint-Malo)。世界遺産で有名なモン・サン・ミッシェルにも比較的近く、車で訪れる際には、本ブログでもご紹介した牡蠣で有名なカンカルの町と併せて散策したい観光地の一つです。

(ご参考)【フランス】オイスターの町カンカル~生ガキを楽しもう!

サン・マロの通年人口は5万人弱ですが、夏場には近隣ビーチ(約8kmに亘って11のビーチがあるらしい)へのバカンス等を目的に、約4倍の20万人まで居住者が増加する模様。そこで今回は混雑の少ない冬場に訪れてみることに。

観光スポットとしては、サン・マロの旧市街に色濃く残る中世時代の街並みと、周囲を取り囲む石造りの堅固な城壁が有名。城壁ウォークを始める前に、まずはサン・マロの歴史を簡単に押さえておきたいと思います。

サン・マロの歴史

サン・マロの名は、6世紀頃この地に修道院を建立した修道士達の1人、聖マロに由来します。当時は西ローマ帝国が没落、英国からもローマ軍が撤退し、サン・マロは英国からの海峡を越えた攻撃に晒されていたようです。この頃から、サン・マロは海上交通の要衝だったようですね。

そして時代はこの町が歴史の表舞台に登場する中世へ移ります。私掠船(しりゃくせん)「コルセール」の拠点として、サン・マロの町は大いに栄えました。私掠船とは、国が敵国の船や積荷を襲う許可(私掠免許)を与えた個人の船を指します。俗に言う、公認海賊です。

その中でも特に有名な人物がルネ・デュゲイ=トルーアン(1673-1736)、その生涯で商船300隻、軍艦16隻を襲った伝説の私掠船船長です(仏海軍中将も務めました)。この人物の銅像も旧市街にはあるようです。こうした私掠行為(海賊行為)によってサン・マロには莫大な富が集められ、今日まで残る立派な城塞都市が誕生したようです。

サン・マロ旧市街散策

城門付近

それでは早速、旧市街に入っていきます。まずこの立派な城門、非常に重厚な石組みです。そしてこの城壁が、この町をぐるっと取り囲んでいます。高さも結構あります。単なる港町ではないですね。

城壁ウォーク

旧市街を通り抜けて、英仏海峡側の城壁に到着。海岸線からの防衛も非常に堅固な作りです。この城壁の上を歩くことが出来ます。またこのサン・マロ湾の地形は、モン・サン・ミッシェル同様、干満差が激しく、干潮時には沖合のグランべ砦まで続く道が出現します。

旧市街の路地

再び旧市街の中へ。石造りの街並みが今でも確りと残っています。どこも同じような建物なので、道に迷い易く、地図を見ながらのんびりと散策です。

夜景

夜にはライトアップされていました。町の明かりが水面に反射して非常に幻想的な光景でした。

グルメ情報

ガレット

旧市街を散策してお腹がすいたので、ブルターニュ地方の名物、そば粉のガレットを頂くことに。あちこちにお店があります。具材のバリュエーションも豊富です。

スイーツ

食後のデザートには、これまたブルターニュ地方の伝統菓子、クイニーアマンを頂きます。みんな大好きですね。

最後に

「海賊」の根城と聞くと、カリブの海賊のような荒々しい所を想像しますが、実際に行ってみると、とても立派な中世の街並みが残っています。また堅固な城壁も見応え十分、さらには伝統的な郷土料理・菓子も堪能出来ました。夏はリゾート客で混雑が予想されますので、比較的空いているシーズンの観光が狙い目かもしれませんね。

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